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計算機設備

情報工学科教育用計算機システム

概要

計算機室

「情報工学科教育用計算機システム (JED)」は，1989 年度に第 1 世代システムが導入され，1993 年度，1997 年度，2001 年度に第 2，第 3，第 4世代へと更新され，現在は 2005 年度に導入された第 5 世代システムとなっている．このシステムは，情報工学科で学ぶ学部生および情報工学専攻で学ぶ大学院生の情報処理教育ならびにそれを活かした研究を目的としている．

サーバ

このシステムの総ユーザは，600 人以上に及んでいる．システムとしての計算機をはじめて使う初心者に対する指導から，情報工学科としての特色をもつ高度な専門実験に至る，幅広い内容に対応しなければならない．そのために本システムでは，十分な容量，頑強性，安全性それに基本性能を備えたシステムを構築している．特に学生用コンピュータ及び特別実験用コンピュータにはハードディスクを備えず，サーバ上のファイルを利用するようにしている．これにより，どのコンピュータでも同一の環境にしておくことが容易になっている．

主な設備

学生用コンピュータ 164台: 学生が自由に使えるワークステーション
CPU : Celeron 2.5GHz
メモリ : 1Gバイト / HDD 無し
OS : Vine Linux 3.2
特別実験用コンピュータ 32台: FPGA プログラミング実験等に使用
CPU : Pentium4, 3.4GHz
メモリ : 2Gバイト / HDD 無し
OS : Microsoft Windows XP Professional
管理用サーバ 2台: ユーザアカウントの管理などに使用
CPU : UltraSPARC IIIi 1GHz
メモリ : 4Gバイト
HDD : 73G x 2 (ミラーリング)
ファイルサーバ 2台: ユーザファイル及び Vine Linux のシステム
ファイルをネットワークを通して提供する
CPU : UltraSPARC IIIi 1.28GHz dual
メモリ : 4Gバイト
ネットワーク : 1Gbps 4本(トランキング)
内蔵HDD : 73G x 4 (ミラーリング)
ディスクアレイ 2台: 上記ファイルサーバと SCSI 接続
1台で実効容量 1.2T (RAID 5)
ミラーリングして利用
アーキテクチャ実習用サーバ 2台: MIPS のアセンブラ演習等に使用
CPU : MIPS 16000 dual
メモリ : 4GB
OS : SGI IRIX6.5