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先輩からひとこと

2008年度学部卒業生 後藤 和志さん

photo情報工学科では、コンピュータに対して色々な分野から学習することができます。教養が身に付くだけでなく、多面的なものの見方を得られるので、院に進学する際にも就職する際にも有利です。私は就職活動を通して、情報工学科に対する企業からの評価が、非常に高いことを実感しました。授業は簡単なものばかりではありませんが、授業によって培われた知識や課題に対する取り組み方、本学科を卒業された先輩方の実績が今の高い評価を実現しているのだと思います。

2008年度学部卒業生 今岡 翼さん

photo本学科では、ハードウェア、ソフトウェアそれぞれについて基礎から学ぶことが出来るので幅広い分野を学ぶことができます。興味を持っている分野以外も学習することになりますが、それぞれはバラバラなものではありません。幅広く学ぶことによって研究したいものがある場合はより具体化することも出来ますし、まだ具体的な内容が無い場合でも学んでいく中で見付けやすい環境であると思いますので、コンピュータについて興味のある人にとっては良い環境であると思います。

2007年度学部卒業生 高田 圭佑さん

私の情報工学科での4年間について書きたいと思います.

1年次は,とにかくレポートに追われていた気がします.また,授業もぎっしりと詰まっていて,気が付くと一日が終わっているような感じでした.2年次になると,情報工学科として専門的な授業が中心になり,また,プログラミングの授業も本格的に始まります.レポートの数は減りますが,書く内容が徐々に専門的なことになっていき,慣れるまでは大変でした.

3年次の授業はどれも専門的で,実験の内容もおもしろいものが増えてきます.ただし,実験の内容はやって覚えろ的な色合いが強く,レポートを仕上げるのに苦労しました.この頃になると,授業があるのは週3日といった感じで,1年次の忙しさが嘘のように感じられます.夏休みには,インターンシップを経験し,その後も,そこでプログラマーとしてアルバイトするようになりました.後期も後半になると,徐々に就職活動をするようになりました.

4年次になると,活動の中心は研究室です.私の場合,就職活動はしたものの,やはり大学院に進学することにしたので,前期のうちは,ゼミの勉強以外はとにかく院試の勉強をしていました.院試も終わり,後期になると,いよいよ,卒業論文を仕上げることに全精力を傾けることになります.毎日研究室へ通い,時には研究室に泊り込むことで,なんとか卒業論文を仕上げ,晴れて卒業です.

と,長々と書いてしまいましたが,最後に,他大学の大学院へ進学した今現在,私が強く感じることを書きたいと思います.それは,情報工学科を卒業したことで,コンピュータを中心とした専門性が身についていると確信できると同時に,今まで学んだものは情報工学というひとつの学問であり,また,ひとつの学問にすぎないということです.皆さんには,情報工学という専門分野を身につけたあと,それをどう生かしていきたいのか,ぜひとも,そこを考えながら勉強してもらえたらなと思います.

大学院2年生 滝沢洋平さん

「情報工学科」と聞くと,なにやら複雑なプログラミングをしていたり,コンピュータの初心者には立ち入ることの出来ない難しい勉強をしているような印象を受けるかもしれません.しかし実際にそんなことはなく,むしろ電気通信大学情報工学科はコンピュータの初心者にこそ優しい講義内容となっています.情報工学科の講義では,プログラミング技術を一から教わることができます.しかし,十まで教わることはできません.「一から教わることができる」という意味は,プログラミングの書き方に関しては非常に基礎的なことから学ぶことが出来るということです.これは,情報数学やコンピュータの内部構造など,プログラムを書く上で必要になる知識に関しては,非常に丁寧に細かいところまで学習することができるという意味です.これらの基礎知識は,その後の開発環境などに関係なく応用できることが出来る知識のため,社会に出てからも大きな武器となると思います.このように基礎的な技術・知識の習得に重きを置いた教育こそ,情報工学科の特徴と言えます.また,「十まで教わることは出来ない」と述べた訳は,「応用の仕方」は講義で覚えるものではないと思うからです.自分の手で試行錯誤してみることや,友人や先生に相談することにより習得していくものだと思います.私は4年生になったばかりですが,これから卒業研究や社会に出て,今まで習ってきた基礎的な知識がきっと活きると思っています.特に学科内の友人の中には,学生ながら相当の技術を持った人から,まったくの初心者まで幅広いレベルの人がいます.また,コンピュータに対して特殊な思考を持つ人も大勢いるので,千差万別な応用方法を学ぶことが出来ます.こういった学生と交友を結ぶことは,大学というコミュニティでなければできないことですので積極的に行っていくとよいでしょう.

2005年度学部卒業生 蛭田雄一さん

情報工学科と聞いて,何をするところだと思い浮かべるでしょうか?多くの人は「コンピュータを学ぶ」ところだと思うかもしれません.しかし,最近では情報工学科,工学系学部以外の多くの学部でもコンピュータの使い方を学びます.

では,情報工学科は何を学ぶところなのでしょうか?情報工学科の低学年では,コンピュータを作る基礎である数学を始め,基礎理論である回路理論,プログラミング言語などを学びます.また,高学年になると,それらの理論をベースに発展した応用的な理論や有名企業の人が講義を行う特徴的な講義もあります.実践的な講義や著名な先生方がおられるのも,電気通信大学ならではのことだと思います.また,専門科目以外にも,見識を広げるために重要な講義も多く開講されています.

卒業後の進路としては,進学し大学院に行く道と就職し社会人となる道がありますが,約半分近くの人が大学院に進学し,残りの半分近くの人が社会へと羽ばたいてきます.多くの人は,ソフトウェア開発関連会社に就職します.その中には,携帯電話のソフトウェア開発やゲームソフトウェアの開発はもちろん,ベンチャー企業などに就職する人もおります.
電気通信大学はベンチャーマインドを持っている皆様に可能性という切符を与えてくれるでしょう.是非,電気通信大学に入学して,様々な刺激を受け,未来を担う技術者・社会人になってください.

2007年度学部卒業生 神山 遼さん

情報工学科では,コンピュータの仕組みからコンピュータやその周りの環境を利用するための技術などを学びます.そのため演習や実験では様々な範囲のことを行います.しかしその内容の多くはプログラミングに関わってきます.

プログラミングと聞くとなにやらカッコよく聞こえるかもしれません.私自身の入学する以前のプログラミングのイメージは,初めに構想を練ってタッチタイピングでもっていっきにたんたんと組み上げる,というものでした.しかし実際はそんな上品なものでもありません.前に書いた部分の記述と対応がとれるように何度もプログラムを見直したり,ネットや本で対応のとり方や記述の仕方を調べたりします.出来上がったプログラムは組んでいるときには気がつかなかった間違いがいろいろあるので,一通り出来上がるとまた時間や手間をかけてプログラムの修正をしていかなくてはなりません.

このようにプログラミングは地味な作業の繰り返しです.
しかしやりがいや楽しさがないわけではありません.間違いを探し出すことは複雑なパズルを解くような楽しさがありますし,組み上がったプログラムが正しく動いたときは苦労した分だけ大きな感動が得られます.

「自分たちが造ったモノ」が「意図した通りに動く」.これは理工系に属する人達が感じる共通の楽しさであると思います.情報工学科では実際に形のある物ではありませんがプログラムを用いて,その理念を端的に感じることができます.

2007年度学部卒業生 福田 幸生さん

photo情報工学科ではプログラミングからCPUなどのハードウェアの仕組みまで,コンピュータの構成要素を幅広く学ぶことができます.

コンピュータが好きで,これを使って何かをやってみたいと思っている方にはぜひお勧めします.きっと興味を持てる分野が見つかるでしょう.また,興味はあるんだけど知識も何もないからついて行けるか不安だ,という方も大丈夫です.各年次ごとに基礎から段階的に学んでいくので,きちんと授業を履修していれば何の問題ありません.あと,入学後の話になりますが,電通大は各学科ごとに特徴的な分野を学ぶ為か,同じ学科に波長の合う人が結構います.類は友を呼ぶというか,気の合う仲間と過ごす大学生活は最高ですよ.

最後に,電通大を受験する方にアドバイスを.数学は入学後も必須とする授業が多いので頑張って勉強して下さい.あと,英語は配点の低さから軽視されがちですが,1,2次の合計で一番差が出やすい科目です.将来的に見ても頑張って損は無いと思います.今,海外の論文を読むのに苦労している自分が保証します.駄文でしたが,受験生の方々の助けになれば幸いです.

大学院2年生 赤木正慶さん

photo情報工学科では,コンピュータの回路やアーキテクチャといったハードウェアや,プログラム言語やオペレーティングシステムといったソフトウェアなど,コンピュータに関する幅広い分野を学ぶことができます.他学科でもコンピュータを利用した分野を学ぶことができますが,本学科ではコンピュータそれ自身の構造から学ぶことができます.コンピュータの中身などには興味は無いと思われる方もいるかもしれませんが,コンピュータの内部構造を意識することで,プログラムの速度向上やアルゴリズムの効率化など深い理解が得られます.ソフトウェアに興味のある人にとってもハードウェアを学ぶことは重要なことです.

本学科では一・二年次に基礎を学び,三年次からそれぞれの分野の応用を学んでいくことになりますが,それぞれの分野が決してバラバラなものということはありません.上でも述べたようにある分野の考え方が別の分野での理解を助けることにもなるので,積極的に多くの分野を吸収して情報処理技術者としての広い知識を備えてください.

よく言われることですが,大学は受身でいては楽しめない場所です.何かが来るのをただ待っているのではなく,自ら面白そうなものを探しにいくような姿勢が大切です.例えば,委員会や部活・サークルなどの活動は,普段接しない他学科の学生とも親しくなれる場です.是非そういった活動に積極的に参加して大学生活を充実したものにしてください.

大学院2年生 池永 雅幸さん

私達情報工学科では,コンピュータによるプログラミングを主に学習します.しかし,そのように聞くと,入学前からパソコンを多く触り,ある程度の基礎がしっかりした状態で無いと,講義についていけないような印象を与えます.ですが,実際には入学前からコンピュータに詳しい必要はありません.なぜなら,大学の講義の中でパソコンの基礎をしっかり教えてくれるからです.実際私も,入学前はパソコンにほとんど触ったことがありませんでした.ブラインドタッチなんて出来ず,キーボードとにらめっこをしながら打っていました.そんな右も左もわからなかった私ですが,今では立派にプログラムを書けています.それも,大学での講義や演習を通して,プログラミングの基礎を一から学ぶことが出来たおかげです.

photo大学の講義では,プログラミングだけを学ぶのかと言うと,そうではありません.他にも理工系の教養科目,コンピュータの内部構造や仕組み,様々なコンピュータでの数値計算の方法などを学びます.これは,プログラムを書くにあたって,非常に重要な糧になります.例えば,私が研究している音のシミュレーションで使う,微分方程式の近似計算の方法もこれらの講義の中で学ぶことができました.このような様々な基礎的なことも学べるのが,情報工学科良いところです.

また,大学には様々なプログラミングを学べる施設があります.
演習用の教室で,パソコンを持っていない人でもプログラミングの演習ができ,図書館には数多くの資料があります.私も図書館で初心者向けのプログラムの書き方の本を借り,プログラミングの練習をしたものです.もちろん,上級者向けの資料もあるので,詳しくなりたい人は更に詳しくなれます.

私は今,大学院修士一年ですが,学部生時代に学んだ事が生き,自分のやりたい研究をしています.プログラミングを学ぶ目的は様々だと思いますが,それぞれの基礎をしっかり学べる講義や施設のある大学なので,私のように皆さんもこの大学で自分のやりたい研究を行えるようになると思います.また,この大学に来る人は,コンピュータに興味のある人ばかりなので,お互いの知識を交換し合って高め合うようにすれば,より大学生活も充実すると思います.皆さんも是非,この大学で充実したキャンパスライフを送ってください.

大学院2年生 水谷 俊さん

photo私は高等専門学校の電子工学科を卒業後,本学の三年次に編入学させて頂きましたので,三年次からの経験を元に書かせて頂きます.

カリキュラムを見てわかるように,二年次で情報工学の基礎の基礎を学びますが,三年次になるとさらに専門色が強くなります.中でも,これまで得た知識,または新しく得た知識を用いて実験およびそのレポート提出を行う情報工学実験に苦労する方は多いと思います.後期の実験では,自分の興味のある分野のものを選択できますので,難しくはなりますが面白さも増すと思います.

本学の一,二年次で学ぶような知識でも私は持っていない場合もあり,その場合はその講義を受けたり,自分で勉強することで補う必要がありました.コンピュータに関する知識が乏しくて情報工学科への入学に不安を持つ方もいるかもしれませんが,上記の経験から,モチベーションを高めて自ら勉強していくことができれば,スムーズに進んでいけると私は思います.一年次から入学される皆様の場合は,そういった時間を持ちながらでも十分自分の時間も作ることができるはずです.また,実験などでは講師のアシスタントをする方がおり,行き詰っても質問することができますので安心して下さい.

自ら勉強していく際に力となるのが,大学附属図書館です.資料は豊富で,私が所属する計算科学講座にも同じ講座の棟に専用の図書室がある程です.また,100 台以上の計算機を持つ教育用計算機システムもあります.印刷機もあるので,実験からレポート印刷までこの部屋で行うことができます.これだけ道具が揃っているのですから,後はやる気次第です.言い訳はできません.困ったときは友達と助け合ったり,先生に相談してみましょう.最初は先生に話しかけ辛いかもしれませんが,きっと軽い雰囲気で,かつ真剣に対応してくれます.

2007年度大学院卒業生 菅原 典子さん

情報工学科は,コンピュータに関する幅広い知識や技術を学ぶことができる学科です.様々な講義があり,基礎的な知識や理論を学ぶことができます.また,特に3年生で行われる情報工学実験では,いくつもの課題を通して実践的な知識や技術を身に付けることができます.4年生になると研究室に配属され,1年間自分が興味をもった研究に取り組むことになります.さらに,より深く学びたい人には,大学院への道も開かれています.

私は,ソフトウェアの分野に興味をもち,この学科を選びました.そして,研究で講義を支援するシステムを開発し,実際に運用できた時には大きな達成感がありました.コンピュータに興味をもっている人にとって,情報工学科は充実した大学生活を送ることができるところだと思います.

 

※学年等は掲載時のものです